池井戸潤さん小説がが好きです。半沢直樹シリーズはもちろん、作品ほとんど読んでると思います。
「花咲舞が黙ってない」を久しぶりに読んだ後で「銀翼のイカロス」を読み返したら２倍楽しめたのでその理由を紹介します。
「花咲舞が黙ってない」→「銀翼のイカロス」の順で読み返したワケ
リンクする登場人物！これが理由です。
「花咲舞が黙ってない」
- 半沢直樹（産業中央銀行の銀行員）
- 牧野治（東京第一銀行の頭取）
- 紀本平八（東京第一銀行の企画部長）
「銀翼のイカロス」
- 半沢直樹（東京中央銀行の営業第二部次長）
- 牧野治（東京中央銀行の元副頭取）
- 紀本平八（東京中央銀行の常務）
先日ふと、同作家の花咲舞シリーズ「不祥事」→「花咲舞が黙ってない」の順で読み返しました。
「花咲舞が黙ってない」に半沢直樹が登場することは覚えていたのですが、同じく同作に登場する牧野や紀本も半沢直樹シリーズに登場してたよな、、？と思い出し、「銀翼のイカロス」の登場人物欄に3人の名前をみつけたので、次は同作を読み返すことにきめました。
「花咲舞は黙ってない」のあらすじ
頭取の牧野治から突如、ライバル行である産業中央銀行との合併を発表される。生き残りをかけた交渉が進む中、正義感が強く、誰が相手でも正論を貫き通す花咲舞が臨店指導グループとして上司の相馬健と共に銀行の闇に斬り込む痛快連作短編。
舞台は東京第一銀行。半沢直樹の舞台、東京中央銀行銀行は旧T・旧東京第一銀行と旧S・旧産業中央銀行が合併した銀行なので、花咲舞の時代は合併前の話となります。
「銀翼のイカロス」のあらすじ
半沢直樹が破綻寸前の巨大航空会社・帝国航空の担当となり、再建を目指しながら、政治の闇、銀行内部の闇に直面して戦う痛快な長編小説です。
- タスクフォースリーダーの乃原
- 進政党政権国土交通大臣の白井
- 進政党代議士の箕部
- 金融庁の黒崎
- 旧T側の人間、、
嫌なヤツ、悪いヤツと半沢直樹が本作でも全力で対峙していきます。
何回読んでもハラハラしてドキドキして、イライラしてスカッとして楽しめる作品です。
２作続けて読んだ感想
え？！牧野さん、、。
そっか、そうだったっけ。。
「銀翼のイカロス」を読み返して開始2分の感想がこれでした。
今まで半沢シリーズを読んでいて、旧Tは不正多いな〜、悪者多いな〜、半沢さん大変だな〜と思っていましたが、
この２作を読み返して改めて本っ当に多いな〜、、と笑
２作続けて読むことで、花咲舞の時代で決まった合併の未来を読むことができるので、エモさもあり、リンクする面白味もあり。
半沢、紀本、牧野の３人がどうなっていくのか、、必見です！！
東京第一銀行の花咲舞と相馬健コンビが東京中央銀行でどうしているのか。。いつか2人の未来についても読むことができたらいいなと願います。
「花咲舞が黙ってない」→「銀翼のイカロス」の順で読むべき理由
東京第一銀行の、そして半沢、紀本、牧野の合併前後の未来が読めるから！
ぜひ２作続けて読むこと、おすすめですっ！
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